京大生の誰しもが抱える悩み、それは京大正門前の混雑具合。15分という限られた時間での教室移動、広いキャンパス、狭い正門、溢れかえる人、そして焦る心を加速させるかのように交通を取り仕切る警備員……自転車でごった返すこの状況を打破すべく、今回
チャリの渋滞、日常茶飯事。
京都らしくアーケードに
大通りをつくってしまえば、わざわざ狭い門を通ることはない。撤去されたタテカンの代わりに提灯を吊るし、まるで気分は錦市場。
時計台ロープウェイ
警備員さんのはるか上空を越えていけ。時計台を登る手間には目をつぶり、爽快な自転車移動を。景色最高、遅刻上等。
時計台から南へシュート
時計台からボッシュート。四共タイムアタック全国一位。
あんなのやこんなのや、楽しい案がポンポンと出てくる。もう実際につくってみたほうがいいのではないか?……とはいっても僕たちにできるのは想像することだけ。実行する力はないのだと諦め、今日もまた、はやる気持ちをペダルに込めて自転車の混み合うあの場所へ身を流すのだった。