みなさんこんにちは!
ー 建設業界ってよく聞くけど、具体的にどんなことしてる会社なんだろう?
ー どんな人たちが働いているんだろう?
ー どんなやりがいがあるんだろう?

そんな疑問を解消すべく、今回はKooBee編集チームが関西を代表するゼネコンである『村本建設』さんに建設業界のリアルを聞いてみました!(※ゼネコンとは、建設会社の中でも規模の大きい総合建設会社を指します。)

村本建設 高山さん、村田さん

(右)平成11年入社 高山さん 17年間で17件の建設現場を担当。
(左)平成23年入社 村田さん 大阪支店管理部管理課で原価管理を担当。

ゼネコンは業界の中でどの様な役割を果たしていますか?

高山さん:ゼネコンは、建設現場で実際に働く職人さんに指示を出して動かすという役割があります。建設現場は、上から所長・主任・現場員という階層で成り立っています。現場のトップである所長は、現場全体の流れの把握と対事業主、対設計事務所などとの交渉役を担当しています。そして、主任は現場の要であり主軸です。現場の工程・品質・原価・安全を管理して現場の統一指示を出します。そして現場員は、所長・主任の考えを現場で働く職人さんに正しく伝えて動かして行くことが仕事です。実際に作業をする職人さんを動かす現場員は非常に重要な立場ですね。

ー 現場の全体をみる役割ですね。建築物に最初から最後までまで携われる、スケールの大きな仕事ですね。

つぎに、働く環境について教えてください

村田さん:いい意味で「放っておいてくれない」人が多いです。私は入社当初は建築についての知識がなく不安だらけでした。ですが、村本建設は新入社員に対する研修制度が充実しているだけでなく、研修以外でも多くの先輩が積極的に仕事を教えてくれます。そのおかげで私も一人前に仕事ができるようになりました。 また、当社は産休・育休制度が充実しており、女性でも長く働ける会社づくりが進んでいます。バックオフィスだけでなく、現場で活躍する女性も年々増加しています

ー ありがとうございます。ひとのあたたかさや整えられた制度、働きやすい環境が魅力ですね。

最後にズバリ、ゼネコンのやりがいは何ですか?

高山さん:目標達成の為に人を動かす、ということですね。建設現場に関わる多くの職人さんを上手くマネジメントすることが私たちに求められます。以前、事業主さんから言われた「現場の監督さんはオーケストラの指揮者ですね。」という例えがそれをよく表しています。職人さんは様々な楽器を持つ演奏者であり、彼らを調整して奏でるのが我々管理職の役目だということです。 自分の工夫で人を上手く動かし、よりよい建築物を作ることに成功した時の達成感は他では味わえないと思いますね。

ー 「オーケストラの指揮者」、なるほど!多くのひとを束ねる手腕が必要とされて、味わえる達成感も大きなものなんですね。

そんな建設業界はいま、2020年の東京オリンピックに向けて盛り上がりをみせています!!

東京オリンピック2020

村本建設では、例えばこんな事業も。
「国立競技場の壁画移設プロジェクト」 村本建設では国立競技場の芸術作品を移設する工事を行っています。村本建設の高い技術力が光ります。

さらに、こちらのグラフをご覧ください。

建設業界民間投資額の動向

リーマンショック後の2010年以降、建設投資額は安定して増え2017年度には55兆円まで達しています。建設業界は約60兆円の巨大な市場規模を持ちながら、オリンピックに向けて安定した成長を続けています。
世界中の人が熱狂するオリンピックに携わることができるのは、建設業界ならではの醍醐味ですね。オリンピックに向けて盛り上がる建設業界から、これからも目が離せません!