みなさんの日常にある建物、その下を走る水道。
私たちの当たり前は、驚きの技術と建設に携わる人々に支えられているんです。
今回はKooBeeメンバーが、水道管布設工事の現場にお邪魔させていただいた様子を特別公開!
工事概要
ー 大阪府堺市
ー DXR 工法を駆使した水道管工事
老朽化した水道管を耐震性の優れたものに更新することが目的
防音対策を施した発進立坑(10m程のたて穴)にて日々作業。
従来より狭い鞘管内で水道本管を繋いでいく。
100mごとに繰り返す中込注入(鞘管と水道本管の間を埋めて強化)も大切な工程。
DXR 工法ポイント
従来より小型化したシールド機×PN形ダクタイル管の接合部改良
→管内での作業が可能に!
→環境にも優しい!
→高いコストパフォーマンス!
このように、建設業界では日々新たな工法が生み出されているんです!

立坑の底部から直径75cmのセグメント(管路部材)を組み立てながらトンネルを構築し、トンネル内に水道管を設置していきます。今回見学させていただいた水道管工事では、約3㎞を4年かけて繋いでいくそうです!
安全に配慮して日々工事を行っています。
水道管は地下を走るもの。パーツや土砂の運搬は滑車を使って積み下ろししています。
扱っているのは重量の大きいものばかり、安全性を追求した工夫も教えていただきました。頭上で滑車が動いていることを、音と光を使って瞬時に作業員に伝えているそうです。
実際に中に入らせていただきました!
ヘルメットをしっかりと装着して、いざ水道管の中へ。
台車に乗って暗くて狭いトンネルを進んでいく非日常な体験。作業員さんたちの真剣な眼差しの先にはまだまだ水道管が続く。近い将来、堺市の人々の日常を繋ぐライフラインをじっくり見学することができました。

地下に水道管を通すために掘り出された土砂はトラックで運び出されます。
残土から泥水を除去し、体積を減らしてから廃棄場所へと運搬されています。
水道管工事の作業は現場だけにはとどまりません。
毎日使っている水道、どのように作られているか考えたこともなかった、水道管の中は言葉通り知らない世界でした。 日々、安全とクオリティを求め続ける現場への取材は貴重な体験となりました。 私たちのライフラインを支える建設ってほんとにすごい!
村本建設社員さんからメッセージ

村本建設社員 清永さん
大学生のうちはめいいっぱい遊んでください…!
建設業界は大変なこともありますが、みなさんのライフラインを支えるやりがいたっぷりの仕事ができます。オフィスワークが苦手な人、動いて仕事したい人には特に向いていると思いますよ。文系でもチャレンジできます!(四則演算できれば!(笑) )
取材にご協力いただいた清永さん、本当にありがとうございました!