普段多くの生徒が生活している学生寮。住めば都というけれど、不満がないわけじゃない。そんな神大生の不満、要望にプロの建設業者である村本建設さんが答えてくれました!
神大学生寮
挙げるとこんなにもたくさんある不満。神大生のより快適な生活のために、どんな工夫ができるのでしょうか? 今回は特別に、村本建設の社員さんにお聞きしました!
カラオケが欲しい
少し手狭になりますが、既存の壁に石膏ボードを追加で貼ったり、防音シートを使用することで壁の防音性を高めることができます。2枚張りの窓なら音漏れもある程度防げます。新しく地下につくるなら、防音設備完璧のカラオケルームもできちゃいます!
左から森下 智代さん 佐藤 祐菜さん
明るいお部屋にしたい
やはり自然の太陽光を取り入れ、窓を増やすのがベストですが、お手軽な方法としては、LED 照明、観葉植物などを使うと部屋が華やかになります。壁の一面だけに色を付けるアクセントクロスも効果的ですね。何かで色を変えると印象が変わって明るくなります。
藤本 和美さん
工夫のある部屋に住みたい
ベッドの下の収納や、柱に直接棚を取り付けるなどで見た目以上の収納スペースを生み出すことができます!バーカウンター型の収納はスペースを無駄なく使い、見た目もオシャレでオススメです。
松尾 沙耶さん
村本建設社員寮
村本建設では、新たな技術を活用する社員寮として、「防災」、「エコ」、「共生」をテーマにした社員寮を天満橋に建築しました。
防災
防災面では、12階建てのうち、1フロアを社員が集うラウンジ兼防災用品の備蓄庫として活用しています。災害時には近隣の方にも開放する予定で、大阪市北区の津波避難ビルにも指定されています。
エコ
エコの面では、屋根に太陽光パネルを利用し、その蓄電で共用部の照明などは賄うようにしています。また外断熱を施しているので、エアコンの省エネにもつながっています。
共生
共生の面では、地域環境との共生のために景観を崩さないよう和をイメージした外観にし、また壁面の緑化などを施しています。
他にも、ワンルームマンションにありがちな悩みであるキッチンやシンクの狭さを解消するため、大きめのものを採用しています。また、住戸間の防音にも配慮し遮音性能の高い界壁を採用したり、海外事業部が行っているワンタッチ工法の家具を使用しています。